2010年12月31日

巷説 0001

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醜悪な画像をお見せするのもいかがなものかと思うのだが、ご参考までに。東京都水道局の大谷口給水所(仮称)のポンプ棟の頂部である。

さて、前項 “電網 0005” において、

自分の周囲を見回してみても、新たに個人でウェブサイト(いわゆるホームページ)を始めるヒトなんて誰もいないわけで、たとえば自分の関係している給水塔方面でいったら、2003年の暮れに自分が開設した“ALL ALONG THE WATERTOWER”が、サイトとしては最も新参者なのである。

と述べた。ただしブログ等で給水塔があつかわれるケースはそこそこあるようで、それらの記事に接して、自分の勉強不足を思い知らされたりすることもしばしばある。とはいえ、中には事実関係においていかがと思われる記事もあり、考えさせられることも多い。一例を挙げると、“バッチクはバクチカメラの略ですよ。” というタイトルのブログに見られる “【塔のある風景】緊急企画!? 板橋 大谷口給水塔の今” と題された、2010年2月24日付の記事であるが、この記事は、東京都板橋区大谷口に新しい給水塔が整備されつつあり、その給水塔は、以前の味わい深い石造りの給水塔(K.T.註 大谷口水道タンクのことを指すらしい)に比べて云々、といった内容のもので、そこに示された認識にはたいへん驚かされるし、当該記事に付された写真を見れば、まさしく東京都水道局の大谷口給水所(仮称)のポンプ棟であるわけで、こんなものは給水塔ではない、ということぐらい周知の事実だと思っていたら、それはとんでもないカンチガイなのであった、という厳然たる事実に打ちのめされるのであった。ついでにいっておくと、大谷口水道タンクが“石造り”だったというのも聞いてびっくりの珍説なのであるが、これだって、いつの間にか一人歩きして、“通説”になってしまうかもしれない。しかし、それについては今後の推移を見守りたいといっておくしかないのかなあと思っている。このところずっと弱気なのである。
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2010年12月16日

電網 0005

インフォシークは、無料ホームページスペース提供サービスを終了するにあたって、次のような理屈を述べている。(“インフォシーク ユーザサポートからのお知らせ”2010年8月25日付 から引用)

■ なぜホームページサービスを終了するのか

「インフォシーク iswebライト」のサービス開始当初におきましては、ホームページスペース提供サービスがインターネットにおける情報発信ツールとして大きな役割を担ってまいりました。

しかしながら、インターネットの発展に伴い情報発信ツールも多様な進化を遂げており、無料のホームページスペース提供サービスとして運営してきた「インフォシーク iswebライト」は当初の役割を終えたものと判断いたしました。長年に渡ります皆さまのご愛顧に深く感謝しております。

皆さまにはホームページ移行等で、お手数をおかけいたしますが、前述状況を踏まえたサービス終了でありますことを、何とぞご理解いただき、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

ご利用いただき誠にありがとうございました。


たしかに自分の周囲を見回してみても、新たに個人でウェブサイト(いわゆるホームページ)を始めるヒトなんて誰もいないわけで、たとえば自分の関係している給水塔方面でいったら、2003年の暮れに自分が開設した“ALL ALONG THE WATERTOWER”が、サイトとしては最も新参者なのである。ということは、7年間もサイトを運営していながら、自分はいまだにペーペーで、新規参入組に対してえらそうな口をきいたりすることもできないわけだ。それはまあいいとして、今では給水塔について新たに情報を発信しようとする場合、ウェブサイトなどという面倒な手段を用いるより、ブログなりSNSなりツイッターなりを利用したほうが手っ取り早いし、コミュニケーションのツールとしてはこちらのほうがはるかに有利だということになる。そしてこういう現象が給水塔以外の分野でも広く見られるとするならば、やはり無料ホームページスペース提供サービスは、広告媒体としてすでに過去のモノになってしまったということになると考えざるをえない。そんなわけで、インフォシークのサービス停止もやむをえないことである、とここでは述べておくことにする。
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2010年12月15日

電網 0004

無料ホームページスペース提供サービス“インフォシーク iswebライト”が、2010年10月31日をもってサービスを停止するということになったため、自分が運営しているサイト、“ALL ALONG THE WATERTOWER”に使用しているサイズの大きい画像ファイルは、新たにスペースを確保した SAKURA Internet のレンタルサーバー内にとりあえず集約して、そしてべたべたとリンクを貼り直したりして、なんとか恰好を整えて10月31日を迎えたわけだが、インフォシークの無料ホームページスペース提供サービスを利用していた yamazaki さんのサイト“給水塔探偵倶楽部”は、この日を最後に消失してしまったようだ。もっとも“給水塔探偵倶楽部”は5年以上前から更新が止まっていて、yamazaki さんの活動の場は、現在ではブログ “給水塔見聞録” に移っている。とはいえ、あの“給水塔探偵倶楽部”がそう簡単になくなっていいはずがない。新たなスペースで再開されることを切に願っている。そういうわけで、“ALL ALONG THE WATERTOWER”の“Link”のページには、再開される時に備えて、“給水塔探偵倶楽部”のバナーをリンク切れのままの状態で残している。
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2010年12月06日

電網 0003

BIGLOBE で容量を200MB追加すると月額2,100円の出費増、インフォシークの容量300MBの有料ホームページスペースを借りると月額525円の出費増となり、いささか苦しい。自分が喫煙者であったならば、10月からの増税に便乗して禁煙することでなんとかなる可能性もあったわけだが、残念ながら前世紀中にすでに非喫煙者に転じていたので、その方面で費用を捻出することはできない。もちろん無料のホームページスペースもあちこちにあることはあるわけだが、“AutoPage”の“共通ヘッダー”の出現やら、インフォシークの突然のサービス終了通告やらで、無料のサービスを利用するのもいかがなものかというキモチが強くあった。そこでリーズナブルな有料レンタルサーバをさがしてみた結果、容量1GBで月額税込125円(ただし初期費用1,000円)という価格の SAKURA Internet のレンタルサーバーライトを試してみることにした。ここは2週間のお試し期間というのがあって、本契約を交す前でも1GBのスペースを自由に使うことができるのである。そこでサイズの大きい画像ファイルをアップしたりして遊んでいるうちに、ここでは“tank.jp”というサブドメインが追加料金なしで使えるということがわかった。そうするとこんな URL も利用することが可能なのではないだろうか、と考えた。

  http://suidou.tank.jp/

そんなわけで、10月に入って本契約を交してから上記 URL を申請してみたところ、あっさりと交付されてしまったのであった。“ALL ALONG THE WATERTOWER”の URL だったら、BIGLOBE のやたらと長いのよりは、こちらのほうがよさそうだ。そこで、“http://suidou.tank.jp/”をトップページに持つ“ALL ALONG THE WATERTOWER”の構築作業が突如開始されることになったのである。
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2010年12月05日

電網 0002

“AutoPage”の“共通ヘッダー”と称する巨大広告バーが設置されたのが今年の9月7日のことで、その3日後の9月10日には、楽天が運営しているインフォシークから、無料ホームページスペース提供サービス“インフォシーク iswebライト”の終了を告げるメールが届いた。そこには、サービス終了予定日は2010年10月31日、と記してあった。自分が運営しているサイト“ALL ALONG THE WATERTOWER”のトップページは当時は BIGLOBE のサーバーにあった(現在でもあることはある)ため、気がつかなかったかたも多いのではないかと思われるのだが、実は、諸般の事情で(といっても金銭的な問題に決まっているわけではあるのだが)サイズの大きい画像ファイルは、BIGLOBE の外の複数の無料スペースに置かせてもらっていたのである。そんなわけで、インフォシークの無料ホームページスペース提供サービスの終了は、“ALL ALONG THE WATERTOWER”にとっても大打撃なのであった。仮にすべてのファイルを BIGLOBE に移すとすると、容量を200MB増やす必要があり、BIGLOBE の料金体系では、50MBあたり月額税込525円であるから、基本料金のほかに毎月2,100円ずつ徴収されることになる。ところで、インフォシークには有料ホームページスペース提供サービスというのがあって、こちらは容量が300MBで、年額税込6,300円(月額に換算すると税込525円)である。この有料のほうは11月以降も使えるという話なので、乗り換えるならこっちかとも考えたが、300MBではそう遠くない将来において容量オーバーになるのはほぼまちがいないところだし、調べてみると、料金が安くて容量の大きいレンタルサーバーもいくつかあるようなので、ちょっとほかをあたってみよう、ということになった。
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2010年12月02日

電網 0001

“癸卯雑識” という名称のブログを、GMOメディア株式会社が運営する teacup.の無料レンタルブログサービス“AutoPage”内に設置しているのだが、今年の9月7日に、そのブログ画面上部に、いきなり“共通ヘッダー”と称する巨大広告バーが設置され、今日に至っている。“共通ヘッダー”なるシロモノがどれだけ不快で目障りかについては、現物を見ていただけば一目瞭然だと思うので、ここで説明するつもりはない。無料で利用させてもらっているのだからこれくらいは我慢すべきだというキモチもないわけではないのだが、しかし他社の無料レンタルブログの“ヘッダー”にくらべると、あまりにも巨大であり、しかも“AutoPage”の場合は、ブログの記事をスクロールしてもその“共通ヘッダー”は画面上に固定されてしまって動かないのである。そういう事情で、“癸卯雑識”の更新意欲はいちじるしく低下してしまった。その後、“共通ヘッダー”を閉じるボタンが設置されたわけだが、ブラウザを開くたびに“共通ヘッダー”は復活するわけで、不快感が減じたわけではない。
この“癸卯雑識 2.0”では、ブログやサイトを運営する上で遭遇したさまざまな現象について、ぶつぶつと愚痴をこぼしたりすることになろうかと思うが、先のことはよくわからない。給水塔や火の見櫓、それに上下水道のフタの写真などは、従来どおり“癸卯雑識”のほうであつかう予定である。
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