
これもまた “大谷口給水所ポンプ棟” の写真である。東側から広角レンズで撮影すると、こんな画像になってしまう。この物件を“給水塔”だと主張するようなヒトは、こちら側から撮影した画像をアップしたりはしないように思える。
以前 “巷説 0004” の記事で、“Twitter”については何もわかっていない、といったようなことを書いたが、その後その方面の理解が深まったわけでもなく、相変わらず何もわかっていない。“twitpic”というのは“Twitter”系の画像がアップできるとこらしいのだが、そこに自分が東京都水道局の呼称に従って“大谷口給水所ポンプ棟”と呼んでいる物件らしきモノの画像があった。題して、 “大谷口給水塔完成してる。都内に「水道タンク前」ってバス停二ヶ所有るんですね” とぞ。日付は“June 10, 2011”であった。
これはもうパラレルワールドなんだからしかたがない、といってしまったほうが楽なのではないかと思うようになってきた。こちらの世界では大谷口配水塔の跡地の地下に配水池が整備されて、その上にみっともないポンプ棟がのっかっているわけだし、あちらの世界では大谷口の給水塔の跡地に新しい給水塔が完成した、ということになっているらしい。こちらの世界の“ポンプ棟”と、あちらの世界の“給水塔”が、たまたま形状を同じくしているようなので話がややこしくなるわけだが、あれを“給水塔”だとする記事を見ても、それはあちらの世界の話で、こちらの世界の“ポンプ棟”とはまったく別のモノだ、というふうに割り切って考えることができるのであれば、それでいいような気がする。